iPhone の普及や OSX, Intel CPU の採用による Windows の実行環境(BootCamp, 各種VM)の整備によりMacの普及が目覚ましい。インストールベースでは Windows が圧倒的に多いので各種の開発環境は Windows-PC で構築されることが多いが、折角Macにスイッチしたのだから Mac で開発を出来ないだろうか?と考えるのは人情だ。ここでは Mac での ARM 開発環境の構築方法を解説する。
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動機
拙著、「Eclipse/ARMプロセッサによる組込み開発」の発刊から2年が経ち、内容的にも古くなってしまった。当時はそれほどMacに拘泥するような環境でもなかったが自分自身が Mac にスイッチしたのだから、この際すべてを最初から組み上げてみようと思い立った。また、先達が切り開いてくれた様々なインストール情報は貴重だ。ただ分散しているし Mac 用としてまとまっているものも少ないのでまとめてみようと考えた。
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動作環境
ここでは以下の環境での動作を確認しているが、必ずしも動作を保証するものではない。各自の責任で構築して欲しい。
- ホスト
- MacBookPro 15inch (Late 2008)
- Snow Leopard 10.6
- ターゲット
- FT2232D インターフェイスボードを用いた自作 jtag デバッガ
- EZ-SERVO オプティマイズから販売されているサーボモータコントロールボード
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ツールチェーン
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FTDI 2232 ボード
FTDI 2232 のチップを利用した jtag デバッガは各社からリリースされている。他のデバッガに比べて比較的安価であるので時間のない場合やハードの組立を行いたくない場合はこれらを購入してもよいだろう。筆者はコスト最優先なのとシリアルも同じコネクタに搭載したいので、FT2232D のボードを改造してデバッガを製作することにした。
- 各社のボード
国内では下記から購入可能である。機能は同じであるが秋月電子の方がかなり安い。基板のカタチが違うので、気に入ったほうを買えばよいと思う。
- デバッグ用ハードの製作
買ってきたそのままではターゲットに接続出来ないので接続用のジグを製作する。このジグのミソは市販されている同機能の他に jtag とシリアルの両方を使ってターゲットに接続することにある。ターゲットがシリアルで PC と接続する場合は非常にすっきりする。
- ドライバのインストール
ダウンロードしたドライバをインストール後、以下の操作を行う。
$cp libftd2xx.0.1.6.dylib /usr/local/lib [return]
$cd /usr/local/lib [return]
$ln -sf libftd2xx.0.1.6.dylib libftd2xx.dylib [return]
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openocd
openocd は頻繁に更新されているのでノウハウの陳腐化が早いが、ツボを押さえておくことにより更新後の導入も比較的スムーズに行えると思う。
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Eclipse
Eclipse の導入/運用が出来れば各種ツールを有機的に組み合わせ、高次元の操作が可能になり市販のツールと遜色ない環境を構築出来る。
- インストール
C/C++ CDT をインストールする。筆者は cocoa - 32bit version をインストールした。
- ビルド
- デバッグ
デバッグで使うツールは openocd なので、openocd がメニューの選択で起動出来るように設定する。
- ZylinCDT
ZylinCDT は ノルウェーの Zylin 社がリリースしている組み込み用のデバッガのプラグインツールである。
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参考URL と謝辞
このページを作成するにあたり、下記サイトを参考にさせていただきました。先達の努力と探求心に感謝します。
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